北海道廣播節目「美麗!台灣」採訪周永暉董事長談「鐵道觀光」

偏鄉智行中心 2022-06-21

本工程司周永暉董事長於台灣時間6/21(二)13:00接受日本廣播節目「美麗!台湾(メイリー!タイワン)」線上採訪

由吉日媒體株式會社吉田皓一社長及伊藤沙菜小姐主持的「美麗!台灣」節目於日本時間每週六11:30~12:00於北海道地區放送,介紹台灣最新旅遊資訊給日本民眾。

本集節目邀請周董事長介紹台灣最新的「鐵道觀光」資訊以及台日之間深厚的鐵道歷史淵源。

■吉田社長: 因為疫情的關係,許多日本人沒辦法去台灣。這兩年內聽說台灣有新的鐵道和路線誕生。有想要推薦給日本人的新路線或新列車嗎?想聽聽您介紹台灣新鐵道的魅力!

■周董事長:各位在北海道的朋友午安!我是中華顧問工程司的董事長周永暉,曾經擔任過台灣交通部觀光局局長以及台灣鐵路局長,很高興今天在空中與大家分享新冠疫情後國際旅客無法來台灣,台灣的台鐵透過積極整備,提升鐵道振興的新發展。

這兩年多的疫情下,台灣各種鐵道系統都加強整備。大家熟悉的世界遺產的阿里山森林鐵路,已經積極推動新車廂打造,相信將完成檜木車廂一定會耳目一新,2020年台灣鐵路管理局將70年的「莒光號」列車打造成觀光環島列車,以列車鳴笛及迎向明日為命名發想,取名為「鳴日號」,,榮獲日本 2020 GOOD DESIGN AWARD 設計大獎。鳴日號搭配「鳴日廚房」以策展、美食、美學、音樂、香氛等五感體驗,打造台灣獨特的鐵道旅遊記憶。

另一條路線是從南臺灣的屏東到台東的南迴鐵路,將藍皮普快列車轉型「解憂號」,一日來回一班,造訪秘境車站,體驗旅遊讓人解憂,象徵讓嘴角揚起的微風,閱讀一本山與海之間的藍色小說,是全台唯一復古列車。

在新列車部分,新推出「最美區間車」台鐵EMU900型電聯車;以及台灣西部新增全新EMU3000型自強號,推出商務車廂「騰雲座艙」,專屬車勤服務員經由華航特訓,營造尊榮的用餐儀式感,給旅客最奢華的享受。

今年是台灣的鐵道旅遊年,北台灣的平溪線、中台灣的集集線、彰化的扇形車站都在慶祝100週年紀念,値得大家來品味台灣鐵路的懷舊之旅。

■吉田社長: コロナで多くの日本人が台湾に渡航できなくなりました。そんな大変な2年半の間にも、台湾には新しい鉄道や路線が誕生したと聞いています。日本人に勧めたい新路線や新列車はありますか?その魅力を教えてください。

■周董事長:北海道のみなさん、こんにちは!私は台湾の中華顧問工程司の取締役会長、周永暉です。以前、台湾交通省観光局長と台湾鉄道局長を務めました。本日は、メイリー台湾の番組で、皆様に台湾鉄道のことをお伝えできることをうれしく思います。コロナ禍以来、日本の観光客が来れなくなったのですが、台湾鉄道は積極的に整備し、強化しました。

過去2年間で、台湾はさまざまな鉄道システムを強化しました。誰もが親しむ世界遺産の阿里山森林鉄道は、新しい車両を積極的に作っており、ヒノキ車がまもなく完成です。きっとみなさんは驚きます。2020年、台湾鉄路管理局が70年の歴史もある急行列車「キョ光号」を、新しい観光列車に改装し、列車の汽笛と明日へ向かう列車のコンセプトで、「鳴日号」と名付けました。この観光列車は、日本の2020 GOOD DESIGN AWARD(グッド・デザイン・アワード)を受賞しました。「鳴日号」は「鳴日厨房」と合わせて、グルメ、美学、音楽、香りなど五感の体験を実現させました。台湾での良き鉄道旅行の思い出を作り上げます。

もう一つのルートは、台湾南部の屏東(ぴんどん)から台東までの南迴線です。青色の普通快速列車は、悩みを解く「解憂号」に変身させます。毎日一回往復します。秘密の駅を訪れ、旅行を体験すると、人々はリラックスします。山と海の間の青い小説を読むようなイメージで、台湾で唯一のレトロな列車です。

新列車に関して、最も美しい地方列車である台湾鉄道EMU900電車が新たに出ました。台湾西部にEMU3000 自強号が新たに追加され、ビジネスクラス「騰雲座艙」もあります。車内の乗務員はチャイナ・エアの指導を受けたので、乗客は食事も贅沢な一時を楽しめます。

今年は台湾の鉄道観光年です。台湾北部の平渓線、台湾中部の集集線、彰化の扇形(おうぎがた)駅はすべて100周年を迎えます。台湾鉄道の懐かしい旅を観光復活後、みなさんに楽しんでいただきたいです。

 

■吉田社長: 我們節目聽眾喜歡台灣歷史的人很多,想聽您介紹可以感受到台灣與日本歷史聯繫的路線或列車。

■周董事長:我對於台灣及日本鐵路歷史之間的聯繫印象深刻,在我的新書「鐵道觀光-軌道經濟的鳴笛標」裡分享,記得2015年我擔任鐵路局長時,曾到北海道進行參訪考察,慶祝我們台鐵的「仲夏寶島號」跟JR北海道的「冬季濕原號」締結姊妹車3週年;2017年再次以「仲夏寶島號」與JR西日本「山口號」締結姊妹車輛。能讓鐵道國寶蒸氣火車SL(Steel Locomotive)在停駛之後,為了文化保存及觀光發展而復駛,成為台鐵年度蒸氣火車盛事。

「懷舊」是鐵路故事的重要元素,像是高雄的帝冠車站於1941年由日本人設計建造,在2003年被高雄市政府文化局指定為歷史建築,19年前因應高雄鐵路地下化工程,將高雄舊車站站體以總掘工法往東南方向挪移57公尺,暫時作為「高雄願景館」。在去年2021年,我們很高興台鐵高雄新站終於將80年歷史的帝冠車站遷移回原址,回到城市中軸線,重現高雄重要的火車記憶。

■吉田社長: 番組リスナーには、台湾の歴史に関心ある方が多いのですが、日本と台湾の歴史的繋がりを感じられる路線や列車はありますか?

■周董事長:私は台湾と日本の鉄道の歴史のつながりに感銘を受けています。私が最近上梓した本『鉄道観光-鉄道経済の汽笛』で書いていますが、2015年鉄道局長を勤めたときに、北海道に考察しに行きました。それは、台湾鉄道の「真夏の宝島(たからじま)号」とJR北海道の「SL冬の湿原号(しつげんごう)」が姉妹車締結の3周年のときです。2017年、「真夏の宝島号」はまたJR西日本「山口号」と再び姉妹車を締結しました。国鉄国宝蒸気機関車SL(鋼機関車)が一時停止後、文化保存と観光開発のために再開し、当時の大きな出来事です。

「懐かしさ」は鉄道のエピソードの一つのポイントです。たとえば、高雄の帝冠駅があります。帝冠駅は1941年に日本人によって設計・建設されました。2003年に高雄市政府文化局から歴史的建造物に指定されました。19年前、高雄鉄道の地下化プロジェクトによって、旧高雄駅が掘削(くっさく)工事により南東に57メートル移動し、「高雄ビジョン博物館」に生まれ変わったのです。ちょうど去年2021年に、新しい高雄駅がようやく80年前の高雄駅を元の場所に戻し、市の中心軸に戻って、高雄過去の鉄道の思い出を再現するように再建できました。

 

■吉田社長:台灣的鐵路便當和日本不一樣,是熱的,而且可以吃到台灣美食。在日本有很多台鐵便當、高鐵便當的粉絲。周董事長有推薦的鐵路便當嗎?

■周董事長:1949年以來,鐵路便當一直是受全民認同且充滿記憶的台灣鐵道美食,台鐵便當嚴選台灣在地食材,每一口都吃的到農夫的自信與驕傲,從2015年起,台鐵轉化創意構想為實際行動舉辦「第一屆鐵路便當節」,讓民眾更貼近世界各國鐵路便當,傳遞台灣鐵路文化的幸福味道。

2015年就挑戰1000萬個便當銷售量,當年全年賣的便當計算,台鐵便當銷售達977萬份,收益高達6億8千萬台幣,若將這些便當堆疊起來,可堆出超過865座的台北101大樓,無論是搭乘高鐵或台鐵的乘客上車前買一個「台鐵便當」的景象,以變成大家搭車的日常。

台灣在地的鐵路便當各有特色,比如嘉義阿里山的奮起湖鐵路便當、新北市福隆海水浴場的鐵路便當、宜蘭的櫻桃鴨鐵路便當都很有名,我個人最喜歡台北的鐵路便當。我也很推崇日本的鐵路便當多樣性,在第二屆鐵路便當節時,JR東日本利用科技引進,保溫加熱便當,現在在日本也可吃到熱的鐵路便當。

■吉田社長:台湾の駅弁は日本と違い温かく、台湾独特の味が楽しめるので、日本国内にも台鉄弁当/高鉄弁当ファンは多くいます。周さんオススメの駅弁はありますか?

■周董事長:1949年以来、台湾の駅弁は国民に支持され、思い出に残る台湾の鉄道商品です。台湾の地元の食材を厳選し、食べると農家の自信と誇りを感じられます。2015年から台湾鉄道は人々に世界の駅弁をより親しんでもらいたく、台湾の鉄道文化の幸せを伝えるために「第1回駅弁フェスティバル」を開催しています。

2015年は駅弁を1,000万個売る挑戦をしました。当時1年間の販売量で台湾鉄道の駅弁は977万個も売れており、収益は30億円に達しています。これらの駅弁を積みあげると、台北101を865棟もできてしまいます。台湾鉄道と台湾新幹線に乗る人々は、必ず駅弁を買います。その光景は、日常的なシーンにになっています。

また、台湾の地方の駅弁はそれぞれの特徴があります。例えば、嘉義県阿里山の奮起湖(ふんきこ)駅弁、新北市福隆(ふくりゅう)海水浴場の駅弁、宜蘭県のチェリーダック駅弁はどれも有名です。私は一番好きなのは台北の駅弁です。日本の駅弁の多様性にも感動しています。第2回駅弁フェスティバルで、JR東日本は技術を駆使して保温・温める駅弁を紹介したのに感心しました。いま日本でも温かい駅弁を食べられるようになりましたね。

 

■吉田社長:我想周董事長對日本,特別是日本的鐵道非常熟悉,不知道是否搭乘鐵道時,有最印象深刻的窗外風景呢?

■周董事長:我認為日本的鐵道風景比起歐洲很不一樣,値得推崇。比如我在北海道、在東京都搭東武鐵道、在千葉搭夷隅鐵道(いすみ鉄道),甚至JR四國,感受到完全不同的特色。

一般來說,欣賞鐵道觀光風景的角度,可分為近景、中景、遠景,是有層次的,歸納起來,不是看山就是看海,以及進入不同城市的風貌。我特別在書裡推崇JR四國的鐵路經營,規模雖然不大,但善用窗外風景,讓人一覽瀨戶內海之外,還能結合車內及車外的互動!

對於我印象最深刻的是從富山搭乘各種不同的火車、經過金澤,再到京都一直到高知、松山。松山站與台灣松山站感情很好,台灣跟日本有32個同名車站,最早源自2013年APEC觀光部長會議,雙方研提台灣鐵道與日本鐵道有32個車站站名相同値得推廣及交流,包括山陽電車的龜山站,以及最有名氣的台鐵松山車站與JR四國松山車站。加上交通部觀光局又與JR四國有MoU,從此台日同名車站交流活動更密切,大家透過車站友誼與故事,讓更多日本朋友認識台灣。

■吉田社長:周さんは日本を、特に日本の鉄道を熟知されていると思いますが、ご自身が最も印象に残っている風景、特に車窓から見える風景はありますか?

■周董事長:日本の鉄道風景はヨーロッパと大きく違い、いつも人におすすめしたいです。たとえば、北海道の鉄道、東京の東武鉄道、千葉県のいすみ鉄道、さらにはJR四国も乗りましたが、まったく違う特徴を感じました。

一般的に、鉄道の観光風景を楽しむには、クローズアップ、中距離、長距離のビューに分けることができます。特に山、海と都会に入る風景を鑑賞することがメインです。私が書いた本では、JR四国の鉄道経営には特に称賛したいです。規模は大きくないものの、窓の外の景色を活かして瀬戸内海(せとないかい)を一望でき、車内の体験と車外の景色を一緒に楽しむことができます。

一番印象に残っているのは、富山から、金沢、京都、高知、松山まで、さまざまな電車に乗り換えたことです。松山駅と台湾松山駅の関係はとても良いです。台湾と日本には同じ名前の32の駅があります。これは、2013年のAPEC観光大臣会議に由来します。双方は、台湾鉄道と日本鉄道には32の駅があることから、交流と締結を進めました。山陽電鉄の亀山駅、また台湾で最も有名な松山駅とJR四国松山駅などです。また、台湾交通省観光局はJR四国とMOUを交わしており、それ以来、台湾と日本の同名駅での交流活動が緊密になり、駅の友情と物語を通じて、日本人の友人が増えています。台湾を知ることができます。

 

■吉田社長:現在日本人非常想去台灣!想麻煩您對想去台灣的日本人說一句話!

■周董事長:跟各位分享,日本政府觀光局(JNTO)在台灣做了一個調査,問台灣人在疫情開放之後,最想要去的國家是那裡?結果NO.1是去日本!反過來,也聽說解封後日本人最想去的地方是那裡?結果是台灣,這是一個很好的交流善緣。

今年台灣阿里山鐵路通車110年紀念,阿里山有如在北回歸線23.5度上的綠州,走一趟登山鐵道小火車的阿里山森林鐵路之旅,就能一覽熱帶、亞熱帶及溫帶氣候變化下,孕育出不同的動、植物生態,精彩的雲海日出等自然景觀,也結合著名的茶文化與在地咖啡,全球十大品牌咖啡,阿里山咖啡佔了4位,是擁有無法抵擋的魅力,歡迎各位北海道的朋友前來體驗。

我對各位想來台灣的日本朋友說的一句話是:welcome to Taiwan!

謝謝大家!

■吉田社長: 台湾に行きたくて行きたくて、ウズウズしている日本の台湾ファンにメッセージを!

■周董事長:皆様に共有したいことがあります。日本政府観光局(JNTO)が台湾で調査を実施しました。コロナ収束後、台湾人が一番旅行に行きたい国を聞いたところ、結果日本は一位です!逆に、コロナ収束後、日本人が一番行きたいところはどこかと聞いたところ、結果は台湾でした。日台の良いつながりを感じました。

今年は台湾の阿里山鉄道開通110周年です。阿里山はまるで北回帰線(きたかいきせん)の23.5度のオアシスのようなものです。山岳鉄道で阿里山森林鉄道に乗ると、熱帯、亜熱帯、温帯の景色を垣間見ることができます。さまざまな動物、植物の生態、雲海(うんかい)や日の出などの素晴らしい自然の風景を楽しめます。また、お茶の文化と地元のコーヒー、阿里山コーヒーの魅力も感じることができます。阿里山コーヒーは、世界トップ10のコーヒーブランドの中で4位です。北海道からの友達を喜んで体験していただきたいです。

台湾に来たいと思っている日本人の友達に言いたいのは、「台湾へようこそ!」です。

皆さん、ありがとうございました!

 


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